キャンプといえば晴天の下、大自然の中で過ごすイメージが強いですが、雨の日キャンプもまた違った魅力があります。
雨音が奏でる自然の音、空気が澄んで見える景色など、晴れの日に味わえない特別な体験ができるかもしれません。
しかし、雨の日のキャンプは、晴れの日と比べて準備が必要な点も多々あります。
キャンプ初心者の方は、そもそも雨の日にキャンプってどうなの?と思うことも珍しくありません。
この記事では、雨の日キャンプのメリットとデメリット、そして快適に過ごすための10つのコツを紹介します。
雨の日キャンプのメリット
雨の日のキャンプは、デメリットをポジティブに考えるような発想が必要です。
例えるなら、雨の日に遊園地へ遊びに行くようなイメージです。
- 人混みを避けられる: 晴れの日は多くのキャンパーで賑わいますが、雨の日なら比較的空いているキャンプ場が多いです。静かでゆったりとした時間を過ごすことができます。
- 大自然を独り占め: 雨の音を聞きながら、自分だけの空間でリラックスできます。
- 特別な体験: 晴れの日のキャンプとは異なる、雨ならではの景色や体験ができます。
- キャンプ料理がさらに美味しく: 雨の音を聞きながら、温かい飲み物や料理を味わうのは格別です。
雨の日キャンプのデメリット
雨の日のキャンプは、設営や撤収面での大変さが際立つイメージです。
普段のキャンプよりも体力や時間が多く必要です。
- 設営: テント内部に雨が入り込まないように設営をする必要があります。
- 撤収: テントやタープを雨の中、もしくは濡れたまま収納袋に入れるのが困難です。
- 寒さ: 雨によって気温が下がり、寒さを感じる場合があります。
- 湿気: テント内が湿気やすくなり、快適さを損なう可能性があります。また、薪にも火が付きにくくなります。
- 泥濘: 雨によって地面がぬかるみ、移動が困難になることがあります。
- 予定していたアクティビティができない: 雨によって、バーベキューや川遊びなどのアクティビティが楽しめない場合があります。
雨の日キャンプを快適に過ごすための10つのコツ
それでは、雨の日のキャンプを楽しむためのコツをご紹介いたします。
- 防水対策: テント、寝袋、服装など、全ての持ち物を防水対策しましょう。
- 暖房器具の準備: 寒さ対策として、湯たんぽやカイロ、暖房器具などを準備しましょう。
- 地面からの湿気対策: グランドシートやマットを厚めに敷くことで、地面からの湿気を防ぎましょう。
- 換気: テント内の湿気をこまめに排出するために、換気を心がけましょう。
- 雨具: レインウェアやレインブーツは必須アイテムです。
- 撤収: 大き目の袋を何枚か準備していきましょう。濡れたテントやタープを一時的に詰め込んで、自宅で干します。
- 食料: 温かい飲み物やスープなど、体を温めることができる食事を用意しましょう。火が起きないことも視野に入れ、着火剤やコンパクトバーナーも準備しておきましょう。
- 暇つぶしグッズ: 雨で予定が変更になった場合に備えて、本やゲームなど、暇つぶしになるものを用意しておきましょう。
- 緊急時の連絡手段: 携帯電話のバッテリー残量を十分に確認し、緊急時の連絡手段を確保しましょう。
- 楽しむ心: 雨の日キャンプは、晴れの日のキャンプとは違った楽しみ方ができます。ぜひ、ポジティブな気持ちでキャンプを楽しんでください。
まとめ
雨の日キャンプは、晴れの日のキャンプとは違った魅力があります。
適切な準備と心構えさえあれば、雨の日でも快適にキャンプを楽しむことができます。
この記事を参考に、あなたも雨の日キャンプに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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